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Channel: Varieg. succulent plants
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「あぶねぇ~あぶねぇ~」

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早朝、まだ暗いうちナマを連れ出し、散歩させ(させられ)ました。

近くに「○○どぶ」と言う大きな沼が有ります。
はるか昔から有る自然の池沼で、灌漑用に使われていました。

イメージ 1

イメージ 2


このあたりは昔の地名が残ります。
大字○○字細谷、名前からして水に因んだ低湿地です。

昔は深い堀で、水面一面にヒシ、蓮、オニ蓮等が繁茂し、満水時には田と沼の境が分からない位危険沼、
子供の頃は近寄ると怒られました。

鯉、真鮒、雷魚、鯰等が良く釣れるので、近くの竹林で布袋竹を切り出し、これを釣り竿にして、こっそり釣りに行きました。

釣っている間に瓶桶(小魚をとるガラス瓶、寄せ餌に焼き糠を入れて沈める)を置くと、短時間で瓶が真っ黒になる程小魚がとれ、煮付けするととても美味しかったです。

時は流れて沼は今、使われることも無くなり、周辺葦が生い茂っています。
生活雑排水は未だ流れ込んでいない様、カモの楽園です。
でも農薬のせいでしょうか? 小魚は居なくなりました。
ヒシも蓮もオニ蓮も無くなりました。
浅くなってしまった沼に、たまに鯉が背びれを出して泳いでいるのが見られます。

周辺埋め立てられて、新興住宅が建ち始めています。

イメージ 3

地元の人はそこが如何に低湿地で有るか良く知っています。
集中豪雨でもあると、玄関先に鯉や雷魚がコンニチハ…?

そんな場所もナマちゃんの散歩コースです。
ナマちゃんの牽引力は相当なもの、今朝は危うく沼に引きずり込まれそうになりました。

「あぶねぇ~あぶねぇ~」


つづく…。

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